なぜ求人は出ているのに募集が無いと断られてしまうのか? 厚生労働省に確認してみた☆

求人は出ているのに募集が無いと断られてしまうのはなぜ?

結論から言うと
求人は出ていても、一度募集が無いと断られてしまった場合は
エントリー(応募)出来ないと言えるでしょう。

理由は日本の法律や憲法が関係しています。

などの理由が挙げられます。
ではそれぞれ解説していきます。

男女雇用機会均等法

まず男女雇用機会均等法によって、
男性のみ募集・女性のみ募集と求人に表記したり
電話オペレーターが性別を理由に断ってはいけないのです。

しかし、企業は性別を限定して人を集めたいのです。
これは企業が男女差別をしている訳ではありません。

仕事の内容によっては
男性の離職率が高くなったり、女性の離職率が高くなったりと
統計的に見て判断した結果、性別を指定して入社してもらいたいと考えています。

せっかく面接を行い、入社手続きをして、研修を行い、一人前になったところですぐに辞められては大量のコストが無駄になってしまいます。
そこで企業は、統計的に見て、長く続くターゲット層を入社させたい訳です。
これに関しては涙ぐましい企業努力の賜物なので
理解は頂けると思います。

雇用対策法基本的人権の尊重

同じように
雇用対策法」によって、年齢を理由にエントリーを拒否することが出来ません。
更に日本国憲法の「基本的人権の尊重」により
身長制限、身体的特徴、過去の職歴、既往歴、国籍を理由に
エントリーを拒否することが出来ません。

しかし、企業は身長の制限が必要になる場合があります。
例えば、極めて肥満体質の方など(身体的特徴)をお断りしなければいけない場合もあります。
精神科に通っているなど(既往歴)、統計上で離職率が高くなりやすいので、お断りするでしょう。
その他、統計的に前職が〇〇の方は辞めやすい、
国籍が〇〇の人は欠勤しやすい、など企業の過去のデータによって公開されない情報が多数存在しています。

そういった背景があり、求人は出ているが募集が無いとられてしまう、という納得のいかない状況は生まれているのです。

日本の法律が関係しているので
どこに矢を向ければいいのか分からず、スッキリは出来ませんが
理解しておくと気の持ちようも変わるでしょう。

「募集枠がない」と断られたらどうすれば良い?

対策としては
電話オペレーターに「自分がエントリー可能な求人」を
都度都度、細かく教えてもらうのがベストでしょう。

電話オペレーターによっては、LINEやメッセージでのやり取りも対応してくれる場合があるので、
自分がエントリー可能な求人を確認してもらって
その中から自分がエントリーしたい求人を選ぶのが最善です。

間違っても、自分がエントリーできない理由を
電話オペレーターに聞かない事。
電話オペレーターからお伝えすることは
法律で禁じられているため、余りにもしつこく聞き出そうとした場合、ご案内不可リスト(ブラックリスト
入れられてしまうリスクがあるので注意しましょう。

まとめ

それでは今回は
『なぜ求人は出ているのに募集が無いと断られてしまうのか?』
についてお話しさせていただきました。

結論は
求人は出ていても、一度募集が無いと断られてしまった場合は
エントリー(応募)出来ない

理由は日本の法律で規制されている

対策は
電話オペレーターに「自分がエントリー可能な求人」を
確認してもらって、その中から自分が
エントリーしたい求人を選ぶ

以上
求人サイト攻略マンの独り言でした〜♪
バイチャ♪